京都に行ったときに、高台寺が夜間特別拝観で秋のライトアップをしていたので、観光で立ち寄った時のお話です。
高台寺は、豊臣秀吉が亡くなった後弔うために、正室の北政所(ねね)が建立したお寺で、繁栄を極めた豊臣家らしく、敷地も広いしライトアップも見事でした。
10月28日に伺ったので、紅葉はまだ少しだけでしたが、木々の緑の葉もきれいでした。
高台寺2014秋のライトアップの概要
高台寺では、春・夏・秋に夜間特別拝観+ライトアップをされているようで、2014年秋のライトアップは、10月24日~12月14日とのことでした。
また、毎回ライトアップのテーマを替えて展示されているとのことで、私たちが訪れた今回は、井浦新さんという方が監修して「悠久ー光と影ー」というテーマでした。
また、高台寺の拝観料は600円です。
今回の京都旅行の最大の目的だった高台寺ライトアップへ
実は今回の京都旅行は、我が家の女王陛下様が「京都へ行って、夜にお寺とかのライトアップが見たい」とご所望されたのが始まりでした。
ですから、高台寺のライトアップは今回の旅行のハイライトです。
夜間の特別拝観が始まるのは、日没後とのことでしたので、当日午後は清水寺や八坂神社、石塀小路などを散策して、暗くなるのを待つことにしました。
「ねねの道」といわれる石畳の通りから、台所坂というこれもまた石畳の階段を上っていきます。
私たちは、明るいうちにこの高台寺の入り口となる坂をチェックしておいたので分かりましたが、暗くなってからだとわかりづらいのでご注意を。
結構長い階段を上っていくと、高台寺の入り口の門が見えてきました。
入り口で拝観料600円をお支払して、お寺の中を進んでいきます。
まだ、この時期は紅葉もやっと色づき始めたといったところでしたが、ほんのりと照らされた緑の葉っぱもきれいです。
小さい建物が建ち並ぶ順路をテクテク進んでいくと、メインの大きい建物が見えてきました。
方丈というメインの建物の前庭では傘のライトアップが
方丈というメインの建物の前庭には、色とりどりの傘が飾ってあって、真っ暗になったり、庭の一部が照らされたり、全体が照らされたりといったライトアップがされています。きれい。
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臥龍池のほとりにはもみじが植えられていて、少し紅葉してました。
先に進むと、臥龍池という池があって、池の周りにはもみじが植えられています。
これもライトアップされていて、池に映り込んだ木々がすごい幻想的な感じです。
いや~来てよかった。
建物と建物をつなぐ回廊みたいなところには、大きい灯篭みたいなのが。
池の周りは本当に綺麗だったので、15分ぐらいボーっと眺めたり写真を撮ったりして過ごしました。
しかし、ここで最大のピンチが。。。
なんと、我が家の女王陛下様のお腹が空いてきてしまったのです。
これは非常にやばいです。
さっきから嬉しそうに写真を撮っている私の後ろで、やけに静かにしているなと思ったら不機嫌になっていたのでした。
ここからは、なだめつつ急ぎ足で回らなければなりません。
重要文化財の茶室「傘亭」と「時雨亭」
少し小高い丘のようになっている所を登っていくと、2軒の茶室が見えてきました。
両方とも重要文化財の茶室のようです。
付近には若い学生さんのアルバイトとおぼしき案内の方がいて、たどたどしくも茶室の説明をしてくれました。
ありがとう。でも周りが相当暗いから若い女の子にはちょっと怖かったでしょうに。
傘亭の写真も撮ったのですが、全部ピンボケでダメでしたww
夜の写真撮るのは難しいです。
時雨亭は2階建ての茶室です。
2階建ての茶室なんて初めて見ました。
ここも中には傘が飾られていて、ライトアップされています。
竹林のライトアップもきれいでした。
丘の上から順路に沿って下っていくと、竹林が見えてきます。
私は田舎に住んでるので、竹林はさほど珍しい物ではありませんが、庭としてきれいに整備された竹林がライトアップされているといいですね。
竹林の中にも傘が飾られています。
今年のライトアップのテーマは傘ということですね。
最後はバタバタしてしまいましたが、見事でした。
夜の京都のライトアップもいいもんですね。
他のお寺とかでもやってたら、またの機会に伺いたいと思いました。
さてさて、これ以上機嫌が悪くならないうちに、さっさと夕食のお店へ移動しなきゃ。
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