昨年の12月に、ガスファンヒーター(都市ガス用)を設置したのですが、暖房した時のガスファンヒーターのガス料金と、エアコンの電気料金を昨年度と今年度で比較検証してみたいと思います。
暖房に関わるガス代・電気代は、一般家庭であれば家計に直接響きますし、私のような自営業者にとっては、水道光熱費として経営にかかわる部分です。
ちなみに、暖房性能(部屋の温まり方)・部屋の湿度維持(乾燥を防ぐ)といった点では、エアコンに比べて、ガスファンヒーターの方が数段上だと思います。
そういった、性能の比較や設置時の諸費用に関しては、以前の記事をご覧ください。↓↓
ガスファンヒーターがおすすめ!価格や臭い・ホース工事費・エアコンとの比較
現在、使用しているガスファンヒーターの機種と、説明書に記載されている仕様を紹介しておきます。
・都市ガス用(12Aまたは13A)
・1時間当たりのガス消費量
13A:4.07~0.76kW(3500~650kcal/h)
12A:3.79~0.71kW(3260~610kcal/h)
・暖房のめやす
一般木造:10畳~11畳
鉄筋および断熱木造:14畳~15畳
・消費電力:19W(待機時0.6W)
※以下暖房能力を記載します。(冷房能力は省く)
・電源:100V
・定格能力:3.6kW(0.5~7.6)
・定格消費電力:645W(65~1,995)
・運転電流:6.9A
・暖房のめやす
一般木造:13㎡(約8畳)
鉄筋および断熱木造:16平方メートル(約10畳)
・店舗兼住宅の1階店舗部分、東向きで午前中の日当たりは良好
・約12畳、軽量鉄骨造、築40年ほどで、気密性はあまりよくない
・東面に1800×900×3面の大きな掃き出し窓あり(店舗入り口)
・天井高は約2500mm
・床はコンクリート打ちっぱなしの上に、約5cmの木組みのフローリングで底冷えする
・営業時間は9:30~12:30と15:00~20:00
・予約制なので、お客さんがいない時は、暖房を止めている時もある。
・部屋の温度が22度以上になるように調整している。
・ガスファンヒーターを導入してからは、エアコンによる暖房はしていない。
以上のような条件で使用しています。
では、ガスファンヒーターを導入した結果、ガス代と電気代がどのように推移したか見てみます。(12月~3月の間)
昨年度(平成26年度):エアコン暖房使用
12月:9,711円
1月:7,358円
2月:7,676円
3月:8,147円
今年度(平成27年度):ガスファンヒーター暖房使用
12月:10,660円
1月:12,155円
2月:11,100円
3月: 9,096円
今年度(43,011)ー昨年度(32,892)のガス料金=+10,119円
昨年度(平成26年度):エアコン暖房使用
12月:12,834円
1月: 8,470円
2月: 9,293円
3月: 7,822円
今年度(平成27年度):ガスファンヒーター暖房使用
12月:7,240円
1月:7,831円
2月:7,570円
3月:6,620円
今年度(29,261)ー昨年度(38,419)の電気料金=ー9,158円
以上のような結果となりました。
全体の暖房にかかった光熱費としては、昨年度に比べて今年度は+961円でした。
いやー、もっと光熱費が上がってしまうと思っていたのですが、プラス分が1,000円以下に収まってしまったのは、嬉しい想定外の事態でした。
ガス暖房のほうが、圧倒的に高くつくと思っていたからです。
まあ、暖房を使用している時間が短くなってるのもあると思いますけどね。
エアコン暖房は、どうしても部屋全体が暖まるのに時間がかかってしまうので、お客さんが来る30分以上前から暖房入れておかないと、寒くてたまらないし、1回止めてしまうとまた暖まるまでに時間がかかるので、営業時間中は結構つけっぱなしになっちゃうんですよね。
その点、ガスファンヒーターはすぐに暖まるので、15分ぐらい前に暖房入れれば部屋中十分に暖かいですし、1回止めたとしても、またスイッチ入れればすぐに暖まるので、こまめにオン・オフして節約することもできます。
すぐに温まること、足元の温かさや、乾燥を抑えることが出来るなどの利点を得るかわりに、ランニングコストが高くなることを覚悟していただけに、ガスファンヒーター導入して良かったなとあらためて感じました。
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