シンガポールのホテルと言えば、3棟のビルの上に船が乗っかったような外観が特徴的な、マリーナベイサンズ(Marina Baysands)が有名ですね。
でもシンガポールで、フラッグシップ的なホテルなので、宿泊料金がやっぱりお高い。
そのため、同じマリーナ地区にあって、マリーナベイサンズも部屋から見えそうだったので、マリーナマンダリンシンガポール(Marina Mandarin Singapore)というホテルに泊まることにしました。
今回は、そのマリーナマンダリンの、ホテル内や客室の設備・アメニティなどのご紹介をしたいと思います。
ホテルにチェックインして、まず確かめたかったのは、外の景色でした。
結果はバッチリ。マリーナベイサンズがとてもよく見えます。
部屋から見た昼間のマリーナベイサンズ↓
夜のマリーナベイサンズ
いやー、こんなによく見えるとはねぇ。テンション上がりました。
シンガポールに来た~っ!って感じがしますもの。
これは貧乏人のひがみですが、
「マリーナベイサンズに泊まってる人は、この景色みれないよね。」
と、妻と喜んでました。
でも、注意していただきたいのは、すべてのマリーナマンダリンの部屋からマリーナベイサンズが見えるわけではないということです。
実際、同じホテルに泊まった日本人の方たちは、市街地側の部屋だったため、見えなかったと言っていました。
ちょっとお気の毒。。
ホテルの入口は1階で、そこからエレベーターで4階に上がると、ロビーです。
ホテルの真ん中は吹き抜けになっていて、高級ホテルらしい眺めです。
そうなんです。マリーナマンダリンだって、高級ホテルなんです。
ロビーの横から、狭い階段を下りると、従業員通用口ではないかと思うような目立たない扉があって、ここからマリーナスクエアというショッピングモールや、地下街、シンガポールの地下鉄MRTの駅などへ、外へ出ることなくアクセスできます。
初日はちょっと探検気分でしたけど、慣れれば使い勝手がいいです。
カードキーを差し込んで、お部屋の電源オンです。
このカードキーは、エレベーターに乗るときも必要で、エレベーター内のスキャナーにかざさないと、エレベーターのボタンが操作できません。
外部の人間が、客室フロアに立ち入らないようにする、セキュリティ対策だと思います。
客室は2人で泊まるには、十分な広さです。南国っぽい香りがします。
スーツケースを、1つ広げるには十分な台もテレビの横にあって、便利。
もう1つは、床に広げました。
枕が2つと、抱き枕らしきものが1つ、セットしてくれてあります。
抱き枕は、ちょっとくさい。。シーツも湿度の高い国だからか、湿っぽいです。
エアコンは、凍えるほど効かせてくれてあるので、即温度を上げちゃいました。
毎日、ミネラルウォーターを2本、サイドテーブルに用意してくれます。(無料)
ミネラルウォーターは、買うと日本と同じか、ちょっと高いぐらいなので、助かります。
大画面テレビ。ベッドに寝転んでみても十分な大きさ。
この右側に、1段低くなった、スーツケースを広げる台があります。
電話機。やむを得ない事情により、一回使いましたが、黒い方は雑音が多くて、ほぼ聞き取れず。。白い方はクリアな音声でした。
エアコンのコントローラー。温度調節のみできるタイプ。
除湿能力はあまりないようです。でも、冷やすパワーは抜群。あっという間にお部屋が冷えます。
あるとうれしい、アイロンとアイロン台。奥には傘も用意してくれてあります。
使い捨てのスリッパ。
私たちは、タバコを吸うため、喫煙室を頼んだので室内に灰皿がありましたが、ベランダに出ると、備え付けの灰皿がありました。
灰皿があるということは、喫煙室でなくとも、ベランダは喫煙可能だと思います。
他の部屋は見てないから、不確かな情報ですが。。
高いのは分かっているのに、開けずにはいられない冷蔵庫。
ミネラルウォーター・炭酸水や、スポーツドリンク、オレンジジュースにアップルジュース、コーラ、ビール、レッドブルなどが入ってました。
分かっちゃいましたが、メニュー表を見るとやっぱり劇高です。
1リットルのミネラルウォーターが、9ドル!!ジュースが6ドル。
缶ビールに至っては、驚愕の14ドル!!です。
2015年7月にいったのですが、レートは1シンガポールドル=約90円でした。
だから、ビールはなんと1,260円です。信じられない。。
すべての飲み物が、現地スーパーマーケット価格の、2倍~3倍はします。ご注意を。
メニュー表に、ポテトチップスやチョコレートが載っていたので、どこにあるのかと思ったら、冷蔵庫の上の引き出しにありました。
もちろんこちらも、超割高です。
ではでは、結構重要なバスルームをチェックしましょうかね。
バスタブは結構な大きさで、浅めだけどゆったり浸かれるサイズ。
さらに、別にガラス戸付のシャワールームもあり。便利です。
ただ、このガラス戸はそ~っと閉めないと、バーン!ってなってガラスが割れそうでビビるので要注意です。
シャワーの高さ調節のネジが、死ぬほど固いです。
濡れた手じゃ到底回らないので、水気をとってから、渾身のパワーでチャレンジしましょう。
シャワーの水圧は、十分あって快適に浴びられます。
トイレとその横にある、便座のついてない謎の便器。。
後で調べたら、これはビデといって、お尻を洗うところらしいです。
しかし、便座もなくてどうやって尻を洗うのかは不明。。
空気椅子状態で洗うのかな?
だったら、日本製のウォシュレット付けて下さ~い。
洗面台は2人分あるので、朝の支度も2人並んでも大丈夫。
左から、ボディーローション・シャンプー・ボディーソープ・コンディショナーです。
使い心地は、男性の私は全く違和感なし。南国の香りがします。
奥にあるのは、歯ブラシです。
お次は、左からコットン、シャワーキャップ、サニタリーバッグ??(なんだこれ?)、石鹸、手前のが綿棒です。
一通り揃っているので、いつも使ってるのじゃなきゃダメ!って方以外は、問題なしですね。
写真撮るの忘れたけど、ドライヤーもあるからご心配なく。
細かい文句も書きましたが、総じて良いホテルでした。
従業員の方から受けた印象も、日本のホテルと変わらぬ良いサービスだったと思います。
日本語しゃべれる人は、ほとんどいないので、片言の英語でなんとか対応しましょう。
朝食付きのプランでしたので、写真はありませんが、朝はバイキング形式のレストランで食事しました。
いろいろな種類があって、おいしかったですよ。
なんちゃって日本食コーナーもありましたが、これは日本で食べるものと同等の物は期待しない方がいいです。
なので、洋食系・中華系のものや、フルーツ・デザートなどを食べた方が、おいしいです。
客層は、(私の滞在中は)欧米の方が多くて、落ち着いた雰囲気で静かでした。←ここ重要。
中華系や、韓国系の団体客が多いと、がっかりするぐらいうるさいですからねぇ。。
そんなに混んでいなかったようで、左右の客室や、上の階からのドスドス音もなくて、快適に眠れました。
夜は、23時くらいまでは、近くの商業施設内のクラブと思われるところからの、重低音音楽がちょっと気になりましたが、窓を閉めれば大丈夫でした。
新しくはないので、ちょっと古さは感じますが、逆に言えば落ち着いていて、地下鉄の駅へも、外へ出ずに歩いていけるし、観光で滞在するには及第点の良いホテルでした。
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。