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歯周病を治療・予防しておかないと心臓や脳の病気になる?! [健康]

歯周病は軽く考えられがちですが、細菌感染症に分類される本当は怖い病気です。
定期的に、歯科で治療や予防のためのメンテナンスを受けておかないと、歯茎を支える骨まで溶けてしまい、歯を失ってしまうことにもなりかねません。

また歯周病は、歯や歯茎など口の中だけの問題ではありません。
歯周病菌が血液に入ると、いわゆる血栓(血の塊)ができやすくなり、最悪の場合脳や心臓の血管を詰まらせてしまうことになります。

このため、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞や一過性脳虚血発作のリスクが高まるのです。
歯周病は末期にならないと自覚症状はほとんどないため、定期的に歯科に通って予防のためのメンテナンスの指導を受けたり、治療を受けたりするといった自分に対する意識づけが重要になってきます。

歯周病の治療や予防にはどのようなものがあるでしょうか?

1.毎日の歯磨き
いうまでもなく、毎日朝と晩に歯磨きを正しく行うことが重要です。
歯周病菌は、歯と歯茎の間の歯周ポケットで増殖することが知られています。
正しいブラッシングを歯科で指導を受けたり、電動歯ブラシや液体歯磨きなどを有効に活用すると良いでしょう。

2.歯垢や歯石の除去
歯周病菌が集まってできた歯垢は、バイオフィルムという膜を作っているため容易に取り除くことが出来ません。
また、硬い歯石も歯磨きでは取り除けません。
歯医者で先のとがった器具や、超音波などを使って取り除いてもらう必要があります。

3.歯の詰め物の修復
虫歯を治療した時に、歯にかぶせた詰め物や銀歯などがうまくかみ合っていないと、隙間ができやすくなり、歯周病菌の温床になります。

4.かみ合わせや歯並びの治療
かみ合わせや歯並びが悪いことも、隙間を多く作るため、歯周病になりやすくなります。

5.タバコ・禁煙の指導
喫煙は歯茎の血行を悪くするため、歯周病の進行を早めます。
そのため、禁煙指導が行われる場合もあります。

いずれにしろ、日々の定期的な歯磨きと、できれば1か月・最低でも2~3か月に1回は歯医者に行ってお手入れをすることが大切です。

自分でできる歯周病チェック
こんな症状が気になる方は、歯周病または歯周病のリスクが高まっていると考えられます。

・よく歯茎が腫れたり、赤くなったりしている
・最近口臭がきつくなった気がする
・歯を磨くと、血が混じっていることがある
・以前に歯医者で歯周病に注意するように言われたことがある
・朝起きた時に、口の中がネバネバして気持ちが悪い
・40歳以上で、タバコを吸っている
・妊娠中である

毎朝、もしくは毎晩の歯磨きのあとに、自分で鏡を見て歯や歯茎のチェックをすることも大事ですね。

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